ほぼ日刊ヒトミ通信

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  科学と経営
2015年01月23日 (木)

今日から(昨日から)日本JC京都会議がスタートしました。今年はオフィシャル行事はちょっとお休みさせていただきまして、経営品質実践塾に注力させていただいております。

今回の講師は京都大学大学院「思修館」、山口栄一教授です。

全体テーマは「科学と経営」
講演@が「福島原発と組織文化」
講演Aが「ノーベル賞の舞台裏」

山口先生の超ハードな肩書(東大卒・ケンブリッジ留学・物理学博士等々)に負けることなく京都まで乗り込んできた同志達は、今回そのご褒美を目いっぱいいただくことになったのではないでしょうか。

内容については、素早くブログ掲載した御二人に登場いただきましょう。

まずは我らが師匠、鬼澤先輩です。

<ココから>
全体は4部構成で、第1部は「福島原発事故から学ぶ組織風土改革」
第2部は「ノーベル賞の舞台裏 〜青色LED開発とイノベーション・ダイヤグラム」

さすが人見さんが薦める講師、学び・気づき多い時間でした。山口先生、そして人見さんに心より感謝します。

第1部では、なぜ人や組織はおかしな決定をしてしまうのか。経営の意志決定、ガバナンスの重要性について。

第2部では、創発、そして価値創造を生み出す「共鳴場」をいかにつくるのか。
科学とは何か・・・discover(誰も知らなかったことを知ること)
研究とは何か・・・知の創造、科学のすべて
開発とは何か・・・知の具現化(価値の創造)、技術の一部

そして第3部では、まとめとして、いつものように参加者同士での話し合いで盛り上がり、

第4部は、同じビルの別会場で懇親会
今日はウエダ本社の岡村さんがコーディネートしている京果ビルでの開催で、岡村さんにはかなりお世話になりました。岡村さん、ありがとうございます。

今回は事前に山口さんの本を興味深く読んでいきましたが、やはり生でお話を伺うと違います。
でも山口さんの本は、文系の人間にもわかりやすく書かれているのでお勧めですよ。

<ココまで>

続いては結構興奮して聞いていた中津川のお肉屋さん

<ココから>

ーこの事故の本質は、「技術」ではなく、「技術経営」にある。そのため、東電の経営者の刑事責任はきわめて重い。ー

毎年この時期に京都で開催されている若手経営者の勉強会『経営品質実践塾』。

今年はどうにか参加できました。

やっぱり来てみるものですね。大収穫でした。

この日の講師は京都大学大学院教授の山口栄一氏。

テーマは「科学と経営」。

講演は二部構成になっており、第一部は今日お伝えする「福島原発事故から学ぶ組織風土改革」。

一見難しそうに見える資料ですが非常にわかりやすく説明していただけたので理解できました。

面白い。面白いというと不謹慎なようですが誠に興味深い内容でした。

ざっくり言うと「原発の機能としてはメルトダウンを防げたのに、間違った判断をしたために大惨事になった」というお話でした。

氏のお話で大変素晴らしいと思ったのは「原発に賛成か反対か」というお話ではなく、「あの事故は何故起きたのか」という点をテーマにしていた点。

「要するに菅直人がうろちょろしていたせいで原発のベント作業が出来ずに爆発したんでしょ」

なんて思ってた自分は誠に浅はかだったなと思いました。

と、同時にマスコミの印象操作というものは恐ろしいなとも思うのでした。

気になるのは、今後原発が再稼働されて、地震や津波で今回と同じような状態(全電源喪失)になった時の対応は「マニュアルが変更されていないので今回と同じ結末になる」という点。

技術経営。。。

結局トップの責任に帰結するのでした。

氏の著作「FUKUSHIMA レポート」も読まねば。

さて、次回は第二部「ノーベル賞の舞台裏〜青色LED開発とイノベーション・ダイアグラム〜」についてお伝えします。

<ココまで>

今回は「呼び屋家業」冥利に尽きる実践塾となりました。

お忙しい中お時間つくっていただき、素晴らしいお話をしてくださった山口先生に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。


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