ほぼ日刊ヒトミ通信

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  木鶏会
2017年06月12日 (月)

本日は月に一度の社内木鶏会を本社で開催。(私だけは大津開催も出るので月2回です)

6月号のテーマは「寧静到遠(ねいせいちえん)」、「寧静にあらざれば遠きを致むることなし」・・原典は「小学」だそうです。文0として諸葛孔明の手紙が紹介されていましたが、流石に聞いたことない言葉ですね。

感想文用に選んだ三編は下記の通りです。

・夢を持って不動心で生きる・・・ノーベル賞を受賞された大村智博士の特別講和

・諦めなければ道は開ける・・・元厚生労働事務次官の村木さんと増田明美さんの対談

・人生を照らす言葉・・・今回選ばれた言葉は「私は沈黙していたのではない。一緒に苦しんでいたのに」(遠藤周作著「沈黙」より)です

いつもは若い人用に「二十代をどう生きるか」を選んでいるのですが、今回は、昔からそのお考えに同調できないところがかなり多かった上智大学のW先生でしたのでボツにさせていただきました。(ちなみに今回書かれていることは大変結構な内容であります)

この中では何と言っても大村先生のお話が講演のお越し文ということもあり、抜群に面白かったですね。

受賞されたときもいろいろ報道されていましたが、なんと言っても日経新聞に連載された「私の履歴書」が凄かった。毎日興奮しながら楽しみに読ませていただいておりました。(最近だとニトリと双璧でしたな)

「山梨大学の地味な研究者が年取って報われてよかったね」なんて印象は大間違い。

スキーの国体選手から夜間の工業高校の先生になって、一念発起してもう一回大学・大学院に行って、山梨大学でワインの研究したと思ったら北里研究所に転籍し、

そこからアメリカの大学の研究所に行って、そこでメルクとライセンス契約を結び(これが大きいですね)、多くの人々を病から救うとともに巨額の資金源を手にして北里研究所に戻り、研究所と大学を巧みな経営手腕で倒産の危機から立ち直らせる。

「致知」には書いてませんでしたが、美術品を収集し地元に美術館を建てたり、40歳頃始めたゴルフでも練習しまくってあっというまにシングルプレーヤーになったり、ほんまこの人スーパーマンやなと思って毎日新聞読んでいたことを思い出します。

是非とも原文にあたっていただきたいですね。

ちなみに感想文は「沈黙」を選んだ方が多かったですね。私自身中学時代と高校時代2回読んで、いまいちなじめなかった割に心のどこかに残っている本でもあるので、これを機に三度目の挑戦をしてみたいと思います。


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