ほぼ日刊ヒトミ通信

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  景観
2018年04月28日 (土)

本日の京都新聞のニュースから

「京都大の吉田キャンパス(京都市左京区)の名物「立て看板」が、京都市の屋外広告物条例に違反するとして市から指導を受けている問題で、京大は新ルールを5月1日から適用し、大幅な規制強化に乗り出す。一部の学生は「表現の自由を奪う」と反発、4月30日に講演会を開いて問題を広く訴える予定だ。話し合いを求める学生の要求に大学は応じず、両者の対立は深まっている。」

経済界で非常に評判がよろしくなかった京都市の看板条例ですが、私自身は導入当初から全面的に賛成(と言ってもなんの影響力もありませんが)しておりました。ヨーロッパの歴史都市と比べて、あまりと言えばあまりな状態なのは明らかですし、

「日本で最も美しい村連合」支援者の末席を汚すものとして、「景観」こそこれからの日本の最重要資源であると、ブツブツ文句を言う友人たちに一人擁護の論陣を張っておりましたが、

今回の京大の看板についてはどうなんでしょうかねぇ。雑多な表現(中には不穏当、不適切なものも含まれるとは思いますが)の看板が大学を取り囲んでいる姿が、それこそ一種の「景観」だと思うのは、リベラルおじさんの郷愁でしょうか。

思えば大学一年の春(京大ではありません)、学内に所狭しと立ち並ぶ看板(「中曽根政権打倒」とか「日米安保反対」とか「学費値上げ反対」とか、その他ここでは書けないような内容もありまあした)に、高校生とは違う表現の自由さを目の当たりにして、「おぉこれが大学か」とショックを受けたことを思い出します。

経営学的に言えば、バリュープロポジション戦略。

正確なパフォーマンスを生み出すなら、制服を着て体操をしてルールを唱和する。(ヤマト運輸やマクドナルド等々)

自由なイノベーションを生み出すなら、自由な服装で自由な勤務時間でフリーアドレスで、会社のつくりも遊び場っぽく(アップル、グーグル、マイクロソフトとか)

京大が目指しているのは後者だと思っていましたが、、、

ルールの目をかいくぐって、バカな看板出してくるのを期待して待つとしますか。

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