ほぼ日刊ヒトミ通信

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  バックアップQBのリードザセルフ
2018年06月28日 (木)

NFL好きであることは何度かこの欄でお話しておりましたが、今般素晴らしい記事を見つめましたのでご紹介したいと思います。

それは昨年度スーパーボウルMVP、フィラデルフィア・イーグルスのQBニックフォールズに関する記事でした。

大学卒業後イーグルスに入団し、プロとして華々しいスタートを切り、将来のスター候補にも挙げられていたにも関わらず、怪我の影響もありあえなくラムズにトレード。

そこでも活躍できず、再びイーグルスに復帰したあとも、これまたスター候補の大型QBカーソン・ウェンツの大活躍の陰でバックアップ役に甘んじていました。

それが昨シーズンの最終版、プレーオフ出場も決めて絶好調のチームをウェンツの大怪我という悲劇が襲い、これで全ての希望が潰えたと誰もが思った時、代わりにフィールドにたったフォールズが、大試合の連続の中に予想外の大活躍を続け、ついにスーパーボウル制覇、MVP獲得という誰も予想しなかった結末を迎えました。

そのフィールズが、来シーズンのウェインツの復帰の中で、当然あるべきスターターとしての高額契約トレードを選択せず、再びウェンツのバックアップとして彼の成功を支援する立場を選んだのです。

記事の最後に、フォールズが心境をつづった文章を紹介しています。

<ココから>

「失敗を恐れないことが何よりも大事だ。

今日、僕らの社会ではツイッターやインスタグラムなどがハイライト映像化している。それらはすべて良いことだ。

それを見れば、“すごい”と思うことがあれば、つらい日だった時には“自分の人生はこんなに良くない”と感じることもあるだろう。自分は失敗しているんじゃないかとも考える。

失敗は人生の一部だ。失敗は個性や成長を促すために必要なもの。それがなかったら、どのような人間になれるのだろう。何千回もの失敗がなければ、今ここに自分はいないはずだ。

(自分も)たくさんのミスを犯してきた。みんな同じ人間で、同じように弱点を持っている。こう思うことで、自分の弱さをシェアすることができるし、より分かりやすくなると思う。

人が話をしているのを聞き、彼らが弱さをシェアしているとき、僕は耳を傾けている。それこそが共鳴を起こすのだから。

つまり、自分は完璧じゃないってこと。スーパーマンでもない。NFLにいて、スーパーボウルで勝ったかもしれない。だが、日々の中につらいことはある。自分もそうさ。

ここで自分の信念が必要とされるし、家族が必要になってくる。人生の中でつらいと思う時があれば、それは自分の個性を伸ばすための機会だと思えばいい。それは単なるメッセージなのだから。単純さ。

もし人生の中で何かが生じ、つらいことがあったとしたら、その時は迎え入れてあげること。だって、僕らはそれで成長していくのだから。−ニック・フォールズ」

<ココまで>

「レギュラーの怪我のおかげ」でも「幸運」でもなく、「リードザセルフ」によって成功を掴んだ男、ニック・フォールズ、ファンになっちゃたぜ。

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